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アスファルト合材付着防止剤について
いつも弊社HPをご覧いただきありがとうございます。
今回はアスファルト合材付着防止剤に関する記事です。
そもそもアスファルト合材とは?
石油を蒸留することで得られるアスファルトに砕石、砂、石粉を所定の割合で配合した混合材料です。
専門的にはアスファルト混合物とも呼ばれており、これを敷きならし固めることで道路がつくられています。
参考に日本アスファルト合材協会の説明ページを紹介します、良ければご覧ください
アスファルト合材とは-アスファルト混合物の素材 | 一般社団法人 日本アスファルト合材協会 (jam-a.or.jp)
アスファルト合材付着防止剤とは?
文字通りではありますが、アスファルト合材は粘着質であるため、アスファルト合材が他の物質に
付着することを防ぐためのものです。
そのアスファルト合材付着防止剤は主に以下の箇所で使用されております
・アスファルト合材工場 (アスファルト合材を運搬するエレベーターやベルトコンベヤーに使用します)
・ダンプトラックの荷台 (アスファルト合材積載前の荷台に使用します)
・道路舗装工事の現場 (アスファルト合材を敷き固めるフィニッシャー、転圧ローラー等に使用します)
なぜアスファルト合材付着防止剤が必要なのか?
上記使用箇所でアスファルト合材が付着することによる作業効率の低下を避けることが主な理由ですが、
これまでは軽油や重油等がアスファルト合材付着防止剤として使用されていた中で、
安全性や環境面において以下のような問題点が挙げられており、これらを解決するためにも
アスファルト合材付着防止剤の使用は必要になります。
- 軽油や重油等が流出することで土壌汚染や水質汚濁に繋がる
- 軽油や重油等はアスファルトの溶解(カットバック)を起こし、道路にポットホールができる恐れがある
※道路上のポットホールは車両の故障や事故にも繋がるため、大変危険です
- 軽油に含まれる成分により道路舗装工事に使用する作業車のタイヤが変形する恐れがある
- 軽油、重油等は可燃物であるため、火災の危険性がある
弊社アスファルト合材付着防止剤の特徴
弊社のアスファルト合材付着防止剤は性能面、環境面、コスト面を考慮した製品設計となっております。
- 業界トップの付着防止性能
- 生分解性を付与しエコマークを取得、意図せず製品が地中に流れた場合もバクテリアにより
分解されるため自然界への影響を低減します
- カットバックを低減し、舗装路面の品質向上に貢献
- ゴム材への影響が少なく、タイヤの変形を防ぎます
- 水に希釈し使用するため、軽油等と比較し安価に使用いただけます
- 製品自体に引火性がないため火災等の危険性はありません
- 防錆性能にも優れており、周辺設備の錆や変色も低減します
弊社製品ページは以下からご覧いただけます。
セパッシュ|製品検索|ヤナセ製油株式会社|全国をネットする総合潤滑油メーカー (yanase-seiyu.co.jp)
アスクリーン|製品検索|ヤナセ製油株式会社|全国をネットする総合潤滑油メーカー (yanase-seiyu.co.jp)
今回はこちらで以上になります。
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